シャーロック・ホームズ「A game of shadows」

シャーロック・ホームズ「A game of shadows」2012‐03‐20……シャーロック・ホームズと言えば19世紀を代表する探偵として有名で、ロンドンでジョン・H・ワトスン医師と同居していました。そのワトソンがシャーロックの、探偵としての活躍を伝記に仕上げており「天才的な頭脳により、難問を解決する」と言う内容です。

さて映画の解説ですが、今回は「最大のライバルが出現する」と言う物語で、設定上「もう一人の天才」という表現でジェームズ・モリアーティ教授が登場します。
当然ですが見どころは彼との知恵比べになりますが、最近流行りのCGを駆使した森の中での逃避行や、列車を爆発させるアクションシーンも見逃せません。
またホームズが女装して登場するシーンもあり、面白さとドキドキ感、両方が味わえる映画に成っています。

ただ、残念な事に私は英語が苦手でして、映画の中で巧妙に仕掛けらえたトラップ(罠)の意味が理解できませんでした。個人的には「伏線」と呼んでいるのですが、これを理解していないと、大事な場面で白けてしまいます。例えば、最後のシーンでホームズが椅子に化けていましたが、これを生かすのが最初に出てくる「あるシーン」です。

このシーンが無ければ、作品の締めくくりが生かせない訳です。この様に伏線は重要なのですが、実は本のタイトルにも伏線が含まれていました。ところが英文ですので、タイトルの意味を理解していなかった。ゆえに大事な部分のトラップに最後に成らないと気付かない有様です。また、天才と言う状況を表現するためでしょう、理解に苦しむ場面が映画の冒頭で何か所か、見受けられました。

これら、映画の設定を観客に理解させるには必要なのでしょうが、場合によっては違和感を覚える人がいるかも知れません。もっとも私の場合は映画の冒頭に違和感があっただけで、途中からはラストのシーンまで全く気に成らなくなりました。このあたりは個人の感情による部分が大きいのでここによって意見が分かれるところでしょう。

さてストーリーについて簡単に述べたいと思います。もちろんネタバレするような全てを語る気は毛頭ありませんが、正直な気持ちを言えば解り難かったです。妻の意見を付け加えると、前作の方がストーリー的には良く出来ていたと言う事ですから、私が感じたこともあながち間違いではないでしょう。ですが、映画の出来と言う意味では最高でした。

ところで、映画の制作側から考えると今回は非常に難しい演出が求められたと、個人的に感じました。例えば前作の映画を見た人と今回の映画が初めて、と言う人では、映画に対する認識が違います。出演する人の役目がある程度分かる人とまったく分からない人、と言う区切りで考えると理解しやすいと思います。

誰が何の役をするのか? 分かっている人に最初から説明すると「くどい映画」と映るし、まったく説明をしないと分からない人にはもっと分からなくなる。だからどこまで説明するのか? この辺りのさじ加減が難しい。さらにシャーロックは天才探偵と言う設定なので、いかに天才であるか? 観客に分かるようにしないといけない。だけど観客に「天才だな」と理解させるような演出も難しい。また映画とは物事を説明するのではなく観客が自然に理解できるような演出が求められている。

とまぁ、個人的な意見を簡単に述べましたが、シャーロック・ホームズの名前を知っている方は見るべき映画だと思います。19世紀末~20世紀にかけて活躍した探偵の物語です。当時に時代背景を感じながら映画の世界に没頭して頂ければ、映画を製作された方も本望でしょう。ところでシャーロック・ホームズは実在しない人物です、勘違いされないようにお願いします。

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