映画「フェイス・ブック」を見に行きました。確かに今の時期、大変忙しいのですが、その時間の隙間を縫ってでも「息抜き」をしないと、人間として駄目になると思います。と言う訳で早速個人的な感想ですが、本来の気持ちを言えば「見に行きたい訳ではない映画」でした。
ですが妻が「貴方にとっては重要な映画ではないかしら?」の一言で映画館に行く事を決定、だからと言って「見に行けば」と勧めてくれた妻が一緒に来るわけではなく、私が若い頃と同じスタイル「一人で誰にも邪魔されずに、じっくりと鑑賞」してまいりました。
具体的な内容は多くの人が既にチェック済みでしょうしょうから、私から見た本音を一つ「見ても意味が分からない人が多いので見ない方が得」と言う表現になります。事実の話として約400名入館できる映画館の中で観客は、たったの13名ぐらい。もちろん私自身もカウントしての人数です。
映画の内容があまりにも玄人向けに作られています。例えば「株式」と言う平等であるはずの紙切れが、なぜか平等ではなく、契約にしても全員同じ契約が本来の姿のはず。だからこそ「裏切り」があるのですが…この意味が持つ重要性に気づかずに見る人は多いでしょう。
また「天才」と言う表現にも気づかない人が多いはず。いったいどこが天才なのか? 小さな事でも構わないと思いますがIT関連企業で成功していないと、この映画の示したい事が一体何なのか?
逆に言えば私のマイミクさんには「アフィリエイト」で少なからず成功している人が多いので、この映画を見る価値は非常に高いと思います。また時間軸が二つあり、それを映画の中で同時に進行させている表現は監督の持つ独特な世界観、そしてテクニックでしょう。
派手なシーンこそありませんが、その場にいる登場人物の心理を探りながら鑑賞すれば、私たちのようにIT関連をかじっている人には映画を見る価値を存分に分かって頂けると思います。
と言う訳で、ただいまWebの作業中です。2台のPCをシンクロさせるのに苦労しています。また来年に向けて、確定申告用の出納簿(もちろん経営者としての視点で)も勉強中です。←意味の分からない事が多過ぎです。