最近、と言うか少し前から誕生日プレゼントのアイテムとして登場した物に絵本がある。絵本とは言っても絵本の中に登場する人物を、希望する名前に変えて印刷してもらうことが出来る絵本である。10年ぐらい前から発達した印刷技術の応用で、早い話がオンデマンド印刷である。 PCから直接、印刷機にデータを送るので、従来必要になっていた「版」が不要となり、その分安く印刷することが出来るようになった。その恩地と言う訳ではないが、自分が希望する内容で本を希望する冊数だけ印刷する事が可能になった。 この方法により、親しい人への誕生日プレゼントとして世界にたった一つの絵本を送ることが出来るようになったわけだ。とは言え、絵とかストリーと言った絵本の根本部分からすべて作り上げる訳ではなく、あらかじめ用意されているテンプレートを使う。 テンプレートは数種類用意されているので、贈る相手のイメージなどを想像しながら選ぶと良いだろう。 絵本と言えば子供相手と言う印象が有るかも知れませんが、例えば妻への誕生日プレゼントと考える事も出来、オーダーメイド絵本で妻をウルウルさせよう! みたいな事も書かれています。 もっとも、どんな誕生日プレゼントを送るべきなのか? と言う問題は人間にとって一生考え続けるテーマかも知れませんね、一番の問題は「相手に喜んでほしい」と言う自己的な欲求があるからで、誰でも同じことを考えるのではないかな? 相手に喜んで頂く一番の方法は、相手が感激する事ですねよ。その為には「誕生日プレゼントを贈る」と言う事実を予め相手の人が知っていたら意味が無い。予感させても駄目。だけど相手が欲しがっているアイテムが何か? を探る必要がある。 相手に聞けば良いのですが、それだと相手に「誕生日プレゼントを贈る準備をしている」事が分かるので、感激を生むとは思えない。このあたりが矛盾した行為なわけで、だから一生考えるテーマでもあります。