
ブルースリーが主演の死亡遊戯のパンフレットが残っていた!! と喜んでいたが、よく見ると「死亡の塔」と書かれていた。映画「死亡遊戯」の公開が1978年の事だから記憶も曖昧で私の壊れかけた脳で必死に思い起こしてみると死亡遊戯以外にも映画館に行った記憶がある。
ブルースリーと言う名前だけで惹かれて見に行き、非常に残念な思いだけが残っている。考えてみれば当たり前で、映画死亡遊戯が公開された時点で彼はすでに亡くなっていたので、この映画以降に公開された映像はすべて過去に撮影されたものを使い回していただけだった。
今から38年も昔の話になるのであいまいな部分があるが「死亡の塔」を見たことは間違いないだろう、何しろパンフレットが手元に残っている。だが内容は全く覚えていない。ネットで調べてみたら案の定、どうしようもない内容であったらしい。
もう一つブルースリー主演の映画(と宣伝されていたような…)を見た記憶がある、こちらもネットで調べた結果だが『グリーン・ホーネット』というテレビ番組を無理やり映画に仕立てたような…彼独自の肉体を使った演技ではなく、ストーリーも意味不明だった記憶しか残っていない。
話は少し変わって、ブルースリーの存在を知ったのは「燃えよドラゴン」だったと記憶している。その肉体を使ったアクションが話題となり、ドラゴンへの道、ドラゴン怒りの鉄拳、ドラゴン危機一髪と過去に遡るように公開された様子だった。
香港映画がこれほどヒットするとは当時の関係者は思っていなかったようで、偶々燃えよドラゴンがヒットしたので、慌てて過去に遡るという普通は考え難い公開となったように記憶している。なお、本当にあいまいな記憶が書いているので、気になる人はネットで調べてください。
先日、年末年始の映画特集で「死亡遊戯」が放送されていたので録画して後日楽しんでみましたが、今の時代では見るに忍びないほどレベルが低い、と感じました。特に無理やりストーリーをつなげているので、彼のファンでなければ見る価値を見出せないでしょう。
だけどブルースリーの肉体を使ったアクションは本物です。2020年を迎える今、彼以上の肉体美とアクションをこなせる人物は(映画に出演する役者と言う意味で)この世に存在しないと思います。気になる人はレンタルしてみてください。
ブルース・リー 死亡遊戯…1978年4月15日公開、ストーリー「https://ja.wikipedia.org/wiki/より引用」
ドクター・ランド(ディーン・ジャガー)率いる巨大国際シンジケート組織は有能なスポーツ選手や俳優などを終身契約にし暴利をあげていた。ドクター・ランドは、世界的なアクション映画スター、ビリー・ロー(ブルース・リー)と、彼の恋人であり歌手でもあるアン・モリス(コリーン・キャンプ)に終身契約を迫る。
ビリーは『ドラゴンへの道』撮影中に天井から照明が落下してくるなどの脅しを受けるが、かたくなに契約を拒否する。ついにしびれを切らしたランドはビリーを暗殺するように命じ、『ドラゴン怒りの鉄拳』のラストシーンの撮影中にビリーは顔を撃たれる。
ビリーの葬儀が盛大にとりおこなわれたが、実はビリーは一命を取りとめ自分を死んだことにしていたのだ。アンの安否を気づかいながら、ランドへの復讐を決意するビリー。ビリーと国際シンジケートの戦いがはじまったのである。
ブルースリー 死亡の塔…1981年6月20日公開、ストーリー
ブルース・リーの死後、彼の主演作『燃えよドラゴン』の未公開となっていたフィルムを一部使用してつくられた作品。呉思遠監督、ユエン・ウーピン武術指導。日本国内では、ブルース・リー主演を謳って公開された。
ところが、実際は、リーの未公開フィルムは約3分ほどしか使われておらず、代役で水増しした分を含めても前半の約30分ほどで、主役であるはずのリーが殺されてしまう設定になっている。
しかもリー本人のアクションシーンは全く見られないため、ブルース・リー作品というには、看板に偽りありの作品に仕上がっているが、カルト的な人気を誇る。