BADBOYS

 映画「BADBOYS」見に行きました。こんな時期になんやってんだ? と思われそうですが、ここ3日間は通常であれば連休のはず、だから私も息抜き代わりに三日連続で映画館に行ったわけです。逆に言えばそのぐらいの余裕がなければ、この先、ネットではやっていけないですよ。

 早速本題…と行きたいのですがその前に雑談を少し。最近の私ですが、基本的に見に行った映画は全てパンフレットを購入しています、もちろんネット用の記事を作成する際の参考にする為です。もともと映画は見ているわけですから、参考程度に見るのは構わないと考えます。

 もちろんすべて盗用するのはまずいですし、サイト内で使用する写真もそれなりに著作権を考えないとうるさく言われるでしょう。とか思うのですが、実はこのバッドボーイズにはパンフレットが有りません。「広島だけの先行上映だから」と言う理由かもしれませんが、とにかく売っていなかったのです。

 と言う訳で、パンフを見ない状態で記事を書きますが、まだ雑談は続いており、最近は趣味とも、とれるような感じで映画を見ることが多くなったようです。元々、物語は好きでしたし幼いころは眠たい目をこすりながらテレビで放映されていた映画を見ておりました。

 その影響かもしれませんが小学生、中学生の頃は小説類を読むことが多かったです。そのようなわけが有ったので初めて作ったサイトが小説に関するサイトでした。むろん今でも存在しておりまして、気づけば829000人(PVではなく)以上からのアクセスが残っていました。

 さて、そろそろ本題に移りましょう、正直な話し、今回のバッドボーイズはあまり期待しておりませんでした。単純に乱闘シーンが多い、普通の青年漫画を映画に仕上げただけ、のように思えましたから。ところがわざわざ、見に行ったのにはそれなりの理由がありまして、次の通りです。

 原作の漫画を書かれたのは広島県府中町出身の「田中宏」さんです。また、ロケ地として、当然のごとく広島を選んでいるわけですがここで二つ目の面から問題が発生しておりました。

 一つ目が「広島フィルムコミッション」が暴走族を題材にした映画のロケを拒んでいたからです。ご存知の方も多いでしょうが広島は他の都道府県と比較した場合に「暴力反対運動」が強いというイメージが強いようです。その為に暴走族のでるシーンが多い事に対する抵抗です。

 ところが元々「広島フィルムコミッション」と言う組織は「映画」のロケなどを支援するのが目的です。だから広島県が抱える「暴力反対」と映画が抱える「真実を基に」と言う矛盾がどのように解決するのか、以前より興味があったのです。

 このような理由があり、それらの点に関しては興味がありましたが、映画そのものにはほとんど興味がありませんでした。特に「ロケは広島ではやっていない」と、勝手に思い込んでいましたから。そんな風に思っていては居たのですが、各映画をチェックしていると、どうやら広島でのロケがふんだんに使われている。

 そんな記事を何かの媒体でチェックしまして、それならばどの程度ロケが行われたのか? 広島県人として知らないというのは恥だと思い、見に行くことに決めたわけですね。ちなみに漫画の方は1988年~96年までの連載で、累計販売単行本数は4400万部と発表されているので人気を集めていたと言えるでしょう。

 筋書きは至って簡単、日本人向けのストーリーでしょう。分かり易く言えば「水戸黄門」的な、最後はハッピーエンドで終わる、と言う日本国民、得若い人には好まれる物語だと思います。特に乱闘シーンとか、暴走族とか、広島に関連した人にはお勧めです

 良く見れば、矛盾した場所が有ったり、時間的に無理が有ったりと、地元民でなければわからない点が面白く感じました。皆様も暇な時に偶然、映画館の前を通った時にはチェックしてみてください。鷹野橋なんて、地元ならではの地名です。

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